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名盤その42『Rain Forest』Walter Wanderley [名盤]

いつの間にか夏が去ってしまい、過ごしやすい秋になっちゃいました

過ごしやすくていいんですけど、なんか寂しいですよね

しかし、まだまだ日中は暑い[ウッシッシ]

ということで、今回は1966年発表、ワルター・ワンダレイの『Rain Forest』をご紹介します
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ワルター・ワンダレイはブラジルのオルガニストで、ボッサ全盛期に活躍されました

ボサ・ノヴァの代表曲というと「イパネマの娘」を思い浮かべる人が多いと思いますが、知名度では1曲目に収録されている「サマー・サンバ」もかなりのものです

多分、聴いたことあるって人、多いと思いますよ
(恋愛小説家という映画でも使われていましたね)

この作品はインストアルバムで、とにかく涼しげなのが特徴です

「ああ~、夏だ」と感じられて、冬に聴くとちょっと寂しいかもしれません(笑)

僕が特に好きなのが8曲目の「ビーチ・サンバ」です

ギターは故バッキー・ピザレリです
(ジョン・ピザレリのお父さんです)

ちょっとだけ専門的な話をすると、最初のメロディが面白いです

キー=Cで最初のコードCMの上で
メロディがF→E→E♭→Eという流れになっています

Fってアボイドだし変じゃないの?と思う人は聴いてみてください

理論的にはディレイド・リゾルヴ(遅れて解決)の一種だと解釈しています

まあ、そんなことは抜きにして、ボサノヴァのスタンダードがたくさん収録されていますし、入門用としても最適だと思います

来年の夏のパートナーとして、今から押さえておくのもいいかもですね[ひらめき]
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「オヤスミ」は中々の難敵 [音楽]

いきなりですが、今日の生配信で「オヤスミ」を演奏します

配信開始直後ですので20時半からです

「オヤスミ」とは何ぞや?
という方は僕寄りです(笑)

tricotというガールズバンドの曲で、拍が4/5だったり6/8だったりの変拍子で、覚えるのが大変なんですが、メロディはとてもポップです

キーはGでサビでDに転調します

フックはサビ前のB7ですかね

サビのコード進行は
G-A7sus4-F♯m7-Bm7
(Ⅳ-Ⅴ7sus4-Ⅲm7-Ⅵm7)

フックにあたるB7はセカンダリードミナントで、Em7に行くところを代理のGに行ったってかんじですね

最終的にはピボットコードのBm7で
(キー=DのⅥm7、キー=GのⅢm7)
元のキーに戻ります

まあ、シンプルな進行です

ですが、細かいキメやらが面倒です

ギターソロは、大きく捉えれば同じことを2回繰り返すだけです

少しずつ変わってるので、ちゃんと聴かないと覚えられないですし、変拍子ですので、ちょっとのミスが命取りになります

よくもまあ、こんな大変な曲を持ってきたなあと思いましたが、プログレを持ってこられるよりは数倍マシかな[あせあせ(飛び散る汗)]
演奏できる範囲ですし[猫2]

ちなみに、一度もバンドで合わせていません
一発勝負でどのくらいできるか、そういう企画です

こいつらがどの程度できるのか、興味のある方は是非是非、覗いてください!
お待ちしています!
https://youtu.be/10R9dhUX10c
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来月のライブ [バンド]

前回から2ヶ月のインターバルになりますが、
10月4日 新宿フリークというお店でライブ出演します

ここで演奏するのは3回目になりますが、雰囲気はとてもいいです

一昔のライブハウスのような殺伐とした感じも無く、スタッフさんもフレンドリーです

僕たちVIRGIN LANDSCAPEの今の体制になって3回目でもあり、様になってきた感はあります

僕自身もこの2ヶ月の間でレベルアップしました

あとはお客さんがたくさん来てくれると嬉しいです

ということで宣伝させてください

10月4日(水)
新宿フリーク 「千円の宴」
18時start
チケット¥1000

僕たちの出演予定時刻は21時半です

21時半?

こりゃお客さんいねえな(笑)


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ドラクエ11にハマる [ゲーム]

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7月29日にドラクエ11が発売されました

知らない人はいないですよね?

PS4と3DSのマルチプラットホームで、僕はどちらも本体は持っていませんでした


客先の方が「3DSを4台持ってるから1個あげる」ってことで、タダでもらいました(笑)
(もちろんお礼はしました)

で、早速買いに行ったわけですが…

昔と違い、売り切れで買えないということはなくなったんですね~

店頭にたくさん置いてありました

ちなみに1~8までクリア済みです


早速プレイしましたが、序盤はこんなもんかと思いながらの進行でした

ところが、途中から急におもしろくなります

やっぱりドラクエだなと思うようになります

しかも、今回はロトシリーズにつながるお話

それだけでテンションマックスです

先が気になって進めたいのですが、そこは社会人

泣く泣く止めないといけません

普段から家に居る分、かみさんの方が随分先に進んでいます((T_T))

恒例の裏ボスもいるみたいですので、これは年内いっぱい遊べそうです


ギターの練習?作曲?
もちろんやってますよ(笑)
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名盤その41『JAPANDEMONIUM: Raw Like Sushi3』Mr.BIG [名盤]

ニューアルバムを引っ提げての来日公演が迫ったミスター・ビッグ

ライブには2度ほど行きましたが、ライブ映えする曲ばかりだし、ライブで生きるバンドだと思います

今回はちょっと古いですけど、1993年の『JAPANDEMONIUM: Raw Like Sushi3』をご紹介します
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アルバム『BUMP A HEAD』リリース後の個人的には一番輝いていたと思う時期のライブです

メンバーみんなが各パートのヒーローで、ポール・ギルバートなんかは、ヤングギターで神様扱いされていた記憶があります

元々、凄腕ミュージシャンが集まって結成されたバンドですので、実力は折り紙付きで、個々が個性を残しつつバンドに適応していったかんじです

その全盛期がこのライブです
(あくまで主観です)

お馴染みの「ダディブラザー…」や「アディクテッド…」は収録されてないのですが、それでも楽しめます

バンドの勢いそのままがスピーカーを通して感じられます

無理に個性を抑えつけず各々がぶつかり合うと、こんなに素晴らしいことが起こるんだなと、大きな発見ができます

もちろん、実力があるからですけどね!


今度のライブの予習をするなら、最近のライブ盤がいいとは思います

ただ、大人になりすぎてカッコよさが薄れてるかなと思いました

ポールのサウンドもなんかイマイチ…

やっぱりアイバニーズ&レイニーです


ポールもビリーもパットもエリックもみんなカッコいい

そんな全盛期のライブ盤でした



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アコギの旅 3話 [ギター]

とうとうオーダー受付が完了しました

ヤイリさんに作ってもらうわけですが、以下のスペックとなります

モデル   :KYF-2
トップ材  :3Aメイプルトップ
サイドバック:マホガニー
ピックアップ:ケントアームストロングのマグネット
       フィッシュマンのピエゾの2系統
ナット幅  :44㎜
ヘッドカラー:マッチングヘッド
ボディカラー:バイオリンバースト
ペグ    :ゴトーのロック式

こんなかんじですね

更なるこだわりとしてウッドバインディング、ウッド製のエスカッション、ウッド製のノブを作っていただきます

で、これがいくらで作れるのかというと、なんと税込315,000円です

超お得です!

ギターの出来はヤイリさんなので心配はしていませんが、僕の無茶なスペックによって、著しく鳴りが悪くなる可能性も否定できません

年越しあたりに完成予定です

4話に続く…


またまた生配信 [バンド]

もういいよ、と思われるかもしれませんが、また今夜、野方のスタジオノアで生配信をします

いろいろと改善したい点はありますが、とりあえず頑張ります

今日の企画は僕が考案しました

興味のある方は是非覗いてくださいませ!

20:30からです!

https://youtu.be/2tlMfb5_2PQ





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最高のギターソロサウンドを求めて part2 [ギター]

前回から随分と日が経ちましたが、やっとpart2です

part2で終わりなんですけどね…

いろいろと調べて、楽器屋を巡って、人に聞いてを繰り返し、答えが出ました

結論から言うと、
「歪ませ過ぎない、中域を上げること」です

これ、教則本などに書いてることなんですよね~

な~んだ

今まで理解してなかっただけのことなんです

サステインが欲しくて歪ませ過ぎると音に芯が無くなり、中域を上げないと存在感が足りません

ですので、歪みはmaxなんて使い方はせず少し絞り、中域とボリュームを持ち上げちゃえばOKです

でも、こうして出来上がる音が好みじゃないという方もいるかと思います

僕もそうでしたが、録音して聴いてみたり、一流ギタリストたちの音を改めて聴いてみると、納得できる部分が見えてきます

ただし、整備された良い楽器と良いピックアップと良い歪みが必要です

これらに出会うまでが苦労するのです

出会ってしまえば右手と左手のトレーニングを繰り返すだけです

僕はブラウンフェザーと
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ソースオーディオのグライコで
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使える音を作れたつもりでいます


歪みを減らすことは勇気が要ることですが、音をしっかりと届けるためには、芯のあるサウンドを作らなきゃいけなかったんだっていうお話でした

それなりのサウンドにたどり着きましたが、飽き性なのでまた気が変わると思いますし、
それでいいと思います

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新しい教則本 [ギター]

「曲の80%はバッキングなんだ。だから、ギタリストはバッキングを沢山練習しなきゃいけない」

偉大なエディ・ヴァン・ヘイレンのお言葉です

数々の素晴らしいギターソロを弾いてきていながらも説得力があるのは、エディの卓越したリズム感とバッキングワークがとても優れているからですね


最近は、イントロの作り方やバッキング、ヴォイシングに凝っています

ギターソロの練習はもちろんのこと、
いかに歌を生かすか、いかに伸び伸びと歌ってもらえるか…そればかり考えています

また、イントロがしっかりしていると導入がスムーズなのは間違いないです

イントロとバッキングは兄弟みたいなもんです

というわけで、これを買いました
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古川忠義さんの伴奏集です

この方のことを全く知りませんでしたが、無茶苦茶上手いです
僕が言うのもなんですが、基礎がしっかりしてます

イントロはもちろん、オブリなんかも入っています

特に「異邦人」のイントロはしびれます
原曲のイントロもカッコいいし独創的ですからね
(あんなイントロ、生まれ変わっても思いつきません)

全体を通して奏法のコツみたいなものは書いてませんけど、弾いてみながら覚えるかんじですね

オブリを入れるときって、どうしてもコードとの音量差が出てしまってショボくなるときってありません?

僕はよくあるんですけど、それって下手なんですよね、きっと(笑)


カッコいいギターソロだったよと言われることも、たまにありますが、
それは聴いてきたギタリスト達が素晴らしいからに他ならないのです

今度はカッコいいバッキングだねと言われるように練習していきます

結果として、聴いてきたギタリスト達が素晴らしいことには変わりありませんが… 


名盤その40『彼女の名はジュリー・ロンドン』Julie London [名盤]

夏真っ盛りの今日このごろ
数え間違えでなければ、当コーナーも40回目を迎えます

さて、暑いときに涼しくなりたいという方にピッタリなやつをご紹介します

今回はジャズボーカルからのチョイスで、『彼女の名はジュリー・ロンドン』です
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ヘレン・メリルとかジェリ・サザーンとか迷ったんですが、目力に負けました

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それにしても綺麗な人です


「誰々といえば○○って曲」というように、ジュリー・ロンドンには「クライ・ミー・ア・リヴァー」があります

今聴くとさすがに時代を感じるサウンドですが、セクシーでハスキーな歌声で、淡々としていながら、どこか感情を圧し殺している風に聞こえます

「ス・ワンダフル」のような軽快な曲でも明るくはならないのですが、きっとノッてはいるんでしょう

初めてこの作品を聴いた時
「暗い」
と思いました

今でも大して印象は変わらないんですけど、こういうのもアリかなと(笑)
ジャズ・スタンダードをたくさん知りたいって方にはいいと思いますよ


ちなみに、バックの演奏はドラムレスですので、ギターがよく聞こえてきます

弾いているのはバーニー・ケッセルです 

やっぱり歌伴も上手いですよね~

これは研究しなくては

ということで、今月はジュリー・ロンドンの『彼女の名はジュリー・ロンドン』でした



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